「ももへの手紙」復興支援上映会のレポート

震災の傷跡残る福島県いわき市の人々に、美山加恋さん、優香さんがエールを送る
“想い”を伝える〈絆〉をつなぐ映画「ももへの手紙」
の復興支援上映会が開催されました。

監督の沖浦啓之氏をはじめ、最高級のスタッフが集結!
7年もの歳月をかけて完成した待望の新作「ももへの手紙」は、豊かな自然とやさしい人々が生きる瀬戸内の小さな島で、主人公“もも”に訪れる不思議な日々を描いた
家族の愛の物語です。

大事な人に想いを伝え、絆をつなぐ大切さを描いた映画「ももへの手紙」。
このたび、東日本大震災で大きな被害を受け、震災から1年が経とうとしている今もまだ、故郷を離れての生活を強いられている方々が多くいらっしゃる福島の地にてイベント試写会が実施されました。

映像一部
一番左の少女が「もも」一番右の妖怪が「イワ」

この作品で描かれるテーマとメッセージに強く共感いただいたことにより実現したイベントには、ボイスキャストの美山加恋さん、優香さん、そして沖浦監督が登場!ももを見守る妖怪の一人、イワ役を演じた福島出身の西田敏行さんは、残念ながら当日お越しいただけなかったのですが、優香さん、美山さんは西田さん演じるイワについて「優しさと迫力を兼ね備えているイワには西田さんがぴったりですよね!」とその名演技ぶりに驚いた様子でした。

沖浦監督と美山加恋さんに優香さん
左から沖浦監督と美山加恋さんに優香さん

また、福島県内で展開し、“一番伝えたい方へのメッセージ”を集めたテレビユー福島主催の企画、「絆 あなたへの便り」にご応募いただいたメッセージの中から「ももへの手紙」賞が選出され、舞台上で登壇者による授与式を行われました。

美山さん 今日はたくさんの方にお越しいただきありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
優香さん たくさんのお子さんにご来場いただいているようで嬉しいです。私も大好きな作品なので、気に入っていただけるといいなと思います。
監督 ざっとみたところ寝ている人もいないようで、一安心です(笑)。今日はありがとうございます。

Q:撮影中の思い出をお聞かせください。
美山さん ちょうどこの作品を撮影しているときにお母さんと喧嘩しちゃって…。ももと同じだと思いながら演じていました。最後はきちんと気持ちを伝えて仲直りしたんですけど、この作品を通して気持ちを伝えることの大切さを学びました。実際に演技するのとは違って、間の取り方が難しかったです。

Q:初めてのお母さん役を演じてみていかがでしたか?
優香さん 小さいころの母親って完璧で魔法使いみたいな人だと思っていたんですけど、子供の前では弱さを見せない強い女性なんだということを感じました。近すぎる存在だからこそ、言えないことやすれ違っちゃうこともありますが、気持ちを伝えないとうまくいかないときもあるんだなと教えてもらった気がします。

Q:作品に対して思いをお聞かせください。
監督 子供の時は、親もひとりの人間なんだということに気付かないけど、大きくなると、自分と同じように悩んだり、後悔したり、必死で生きている人間なんだと気付く瞬間ってありますよね。そんな誰しもが経験するような通過点を描ければいいなと思っていました。笑えるところもありますので、肩の力を抜いて観ていただければと思います。

美山加恋さん演じるももとに優香さん演じる母、いく子
左から美山さん演じるももと優香さん演じるいく子

Q:役柄についてお聞かせください。
美山さん ムキになるとついつい余計なことを言っちゃうところとか、似ているなぁと思っていました。ちゃんと考えてから言葉を発しないとダメなんだと実感しましたね。
優香さん お母さん役は初めてだったし、最初はすごく不安でした。でも、監督からは「そのままでいいんだよ」と言っていただけたので…。
美山さんとは一緒にアフレコすることができたので、雰囲気つくりを一緒にやって役に入り込んでいった感じです。

Q:最後に会場にお越しいただきました皆様へ、メッセージをお願いいたします。
美山さん 元気、感動、癒しをスーッと心に伝えてくれる作品だと思うので、それがみんなにも伝わればいいなと思います。ももの成長する姿を観てもらいたいです!
優香さん この作品はすごく大好きな作品なので、みんなにも好きになってもらえると嬉しいです。ひとりじゃないんだ、ということを実感できる作品だと思います。
監督 久しぶりに福島や故郷に帰ってきた人もいると聞きました。この作品を観て、喜んでもらえたらいいなと思います。

「絆 あなたへの便り」にご応募いただいた方のなかから、見事“ももへの手紙”賞に選ばれた当選者の佐土原さんへ登壇者から花束などの記念品を授与しました。

「避難先から久しぶりにいわき市に帰ってきました。笑いあり、涙ありの素敵な作品だと思います。」と本作への感想を語った砂土原さん。
受賞作品のメッセージが読み上げられると、優香さんは「気持ちがすごく伝わってきました。今日、お会いして元気な姿を拝見でき、本当によかったです。」と今なお故郷を離れて暮らさざるを得ない人たちの現状を思い、震災の傷跡残る福島が一日も早く復興できるよう、エールを送りました。

また、イベントの最後には、一歩一歩ですが着実に復興へと歩を進めている福島の未来を担う子供たちのため、そして今回のいわき市での本イベント実施を記念して、いわき市の教育委員会へ贈り物が贈られました。福島を代表して、いわき市の小学生たちが舞台に登壇。すごく緊張している小学生の様子に会場も和やかな雰囲気に包まれました。

舞台挨拶

舞台挨拶

2012年4月21日(土)丸の内ルーブル他全国ロードショー
~いま一番大切にしたい 家族の愛の物語~ 映画「ももへの手紙」

復興支援上映会実施日:2012年3月4日(日)
登壇:美山加恋優香、沖浦啓之監督
会場:福島県いわき市 いわきアリオス 小劇場

配給:角川映画 ©2012 『ももへの手紙』製作委員会

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